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「沈黙 -サイレンス-」



沈黙 -サイレンス-


ハナイロ・サポーターのみなさんはご存知のとおり、私は読書が苦手で、遠藤周作の「沈黙」も読んでいません。
そして、私には隠れキリシタンだったという前世があったと信じていて(長崎ではなかったようですが)、
この映画の内容しかり、拷問シーンしかり、
耐えられるだろうかと、始まる直前まで心配でした。
でも、だからこそ見に行かなくちゃ、どうせ行かなきゃいけないなら、早いとこ済ませとこ、ということで、見てきました。

オープニングからラストまで号泣の嵐を覚悟しつつ、予想に反して、まったく泣けなかったです!
淡々と見ていました。
感情移入してしまうとか、惨いシーンに目を背いてしまうとか、前世の記憶が蘇るとか、
そんなことなく、淡々と、場面場面を追っていく。
そして、自分の宗教、宗教観を確認していく、そんな時間でした。


監督はアメリカ人ですが、この監督さんの、日本への、日本人気質への、また仏教(他宗教)へのリスペクトを強く感じました。
なぜなら、弾圧する側のお奉行や役人が、愛を持った人物に描かれていると思ったから。
ポルトガル宣教師に、この国ではキリスト教が根付かないこと、不要であるということを説く場面とそのセリフが素晴らしい。(ほぼ原作のままだそう)
日本でのキリスト教弾圧というと、惨たらしい、実にサディスティックな場面が際立ちそうですが、そんな表層だけに仕上がっていないのは、弾圧する側の描き方に愛があるからなんだと思います。
役人の浅野忠信さんがとても印象的でした、わたし的に助演男優賞です。

2時間40分という長丁場も、まったく問題なし。
無駄なシーンもなく、間延び感もなし!
それから、外国人の監督が日本を描くと、なんだかおかしなことになる場合も多々ありますが、見終わってから、「あ!そういえば外国映画だった!」と気づくほど自然な仕上がり。(ロケ地は台湾)


個人的には(意外にも)エンターテイメント作品でしたが、
見終わった後に(意外にも)嫌な感じが残らない作品は、いいものです。







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