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名古屋の東の片隅で、オーダーフラワーと手づくり石けんのアトリエを開いています。オーナーがひとりで開けている小さな小さなアトリエ、「フルクル」と呼んで、どうぞ可愛がってください。

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「古書 五っ葉文庫」

五っ葉店主


犬山にある古書店、「古書 五っ葉文庫」店主、古沢さんにふらりとメールしたら、「明日トークイベントやります」とお返事いただいて、
おぉこのタイミングは行け!ということだ、行かねばっ、
と、少々無理をして昨夜行って来ました。
5月に願蓮寺さんで二、三お話ししただけ・・・で、ハナイロのことを覚えていてくださっているか・・・・、
ハナイロの憧れのお方ですっ

「痕跡本」を収集(蒐集)していらっしゃって、コレクションの「痕跡本」を実際に拝見させていただきながら、古沢さんのお話が続きます。

所有者の名前・・
購入するまでの経緯・・
落書き・・
覚書・・
アンダーライン・・
偶然のシミ・・
挟まれていた栞・・・

読書というものは個人的な行為で、そこに書かれたもの(アンダーラインですら)は個人情報、
他人に見せるために書かれたものではなく、きわめて断片的でときに不親切、
だから「痕跡」に対する見解は、自分(古沢さん)の見解であり真実と違うかもしれない、
でも真実なんて分からないし、この見解が真実かどうかなんて関係がないし、真実を知りたいとも思わない・・・・

そんなことを仰っていました。
私は「プロファイリング」のようなことかと思っていたけれど、お話しを伺って全然違ってた、
本当かどうかなんてどうでもいいし、知りたいとも思わない・・・、というところに、
鮮やかな驚きがありました。

「痕跡本」を自由に触らせていただいた中に、表紙をめくると二つ折りのカードが挟まっているものがいくつかありました、カードには細いリボンが結ばれています。
二つ折りを開けると、右側になにやら文章が、左側にはなにやら写真が、カードの裏に値段が書いてあります。
これも「痕跡」の一つかと・・・本を買うと、よく「新刊のご案内」みたいな小さな広告が挟まってるじゃないですか、あぁいうものかと思っていたのですが、

よく見てみると、写真はその本の「痕跡」のあるページで、文章は古沢さんの解説(もしくは感想文)でした、
値段はその「痕跡本」のプライス、
つまりそれはプライスカード(値札)だったのです。
古書店なので、その「痕跡本」も商品なのです。
愛がある、
と言うとあまりに薄く安っぽく・・・他に言葉がないものかと哀しくなりますが、
「痕跡」に対する愛情と、「痕跡本」に対する愛情と、その他いろいろ・・・・、

商品に対する向き合い方に触れて、これは衝撃でした、
自分は、私は、どう向き合っているだろう?

実際にお会いすれば、もちろん魅力的な方なのは間違いなく、
その書かれる文章も、ハナイロはとっても好きだなぁ~、文字を追っているはずなのに、まるで動画を見ているような文章なんです。
日々、文章(美しいものからそうじゃないだろうものまで)に触れてらっしゃるからなのか、天性のセンスか、
嫉妬するくらい面白いっ

そんな古沢さんの文章と、ちょっと画質の粗い写真の付いたカードまで含めて、
「これは古沢さんの作品だ」と思いました、
「痕跡本」を買うのではなく、古沢さんの作品を買うのだ、
そういうことだと思いました。

(「高遠ブックフェスティバル」に出店されるそうです)





古沢さんのイメージの花束。
一見混沌としていますが、青い蜜柑の無邪気さと、オリーブの平和と、月桂樹の勝利、プラス悪魔の爪のようなカンガルーポーは、
夢と現と過去と現在を行き来するような、
そんなところ、です。







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